Vol.169 日弁連の「安全保障法制改定法案に対する意見書」ご紹介 ーーー29ページから成る包括的・客観的意見書です
安保法制改定法案の審議は、ようやく、”「違憲」か「合憲」か” という本質を巡る議論になって来ています。
そして、その議論が深まるにつれ、安倍首相の「幼児性」が次第にまた顕在化し始めたと感じています。
(安倍首相の「幼児性」に関しましては、前稿、
Vol.168 ”安倍首相の「幼児性」を憂う!”
をご参照頂きたいと思います)
そういうなか、日本弁護士連合会(日弁連)は昨6月18日、
と題する29ページから成る、包括的・客観的意見書を発表しておりますので、ご紹介申し上げます。
詳しくは、本文をご一読頂きたいと思いますが、
本法案は、わが国憲法の(1)恒久平和主義に違反する (6ページ)
(2)立憲主義の基本理念に違反する (7ページ)
(3)国民主権の基本原理に違反する (8ページ)
ことを説明した上で、9ページに「集団的自衛権行使の違憲性について」述べております。
この意見書が国会の場に持ち込まれ、政府・与党がこれに対する見解・反論等を国民に対し真正面から丁寧に説明することを強く求めるものです。
(完)
2015年06月19日
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