Vol.150 2014年、「甲午 四緑木星」の年を読む!

[その他スピリチュアル分野]

新しい年が始まりました。


年末の、安倍首相による靖国参拝の暴挙により、残念ながら国際的には正に四面楚歌で迎えた新年と言えます。

   

   (この参拝がいかに愚かなものであるかは、あの読売新聞でさえ、
    参拝翌日の社説を、

      『“電撃参拝”である。なぜ、今なのか。どんな覚悟と準備を
       して参拝に踏み切ったのか。多くの疑問が拭えない。』

    と書き始めている程です。

    安倍首相の「幼児性」が端的に現れた不幸な事例と言えます。


    
    尚、靖国問題につきましては、昨年の終戦記念日直後に記しました

    Vol.146 “『心だに誠の道にかなひなば、祈らずとても、、、、』
           ——安倍首相の靖国参拝問題に思う“

    も併せご覧頂ければと思います)

さて、新しい年2014年の十干(じっかん、じゅっかん)は、第一番目の「甲(きのえ)」、十二支(じゅうにし)は七番目の「午(うま)」、即ち、今年の干支(かんし)は「甲午(きのえうま、こうご)」です。

一方、九星(きゅうせい)は「四緑木星(しろくもくせい)」。


「甲」と「午」の基本的意味合いは、

 —「甲」は甲冑の甲で「よろい」。
  十干の始まりであり、新しい生命・時代・勢力などが、まだ厚い「よろい」
  に覆われ、芽を出せぬ状態を意味します。

 —「午」は正午の午であると共に、「忤」——さからう・そむくーーも含意。
  十二支の七番目であり、それ迄の運気はピーク(午)を迎え、対抗運気・
  反対勢力が強くなって、逆らい争う状態を示します。

  相場の世界の『辰巳天井 午尻下がり』という諺もこれに基づいています。


そういう「甲」と「午」とが、その年の九星などと微妙複雑に作用し合いながら、世の中が動いていくことになりますが、60才を還暦と呼ぶ様に、干支は一回り60年。


そこで一回り前の「甲午」である1954年(昭和29年)を振り返って見ますと、

約7年続いた吉田茂内閣が、自由党分裂・日本民主党結成により終焉を迎え、第一次鳩山内閣が誕生した年です。

この年の九星は『流転の星』と呼ばれる「一白水星」。

この星の働きにより、新勢力が「よろい」を突き破って勢いをつけ、旧勢力を倒した年と言えます(尚、事態は更に流転し、翌年の保守合同に向かいます)

新生日本民主党の幹事長は岸信介氏であったこと、また彼の孫安倍首相が生まれたのもこの『流転の星』の年、というのも不思議な巡り合わせです。


その更に一回り前の「甲午」は、今から120年前の1894年(明治27年)、
朝鮮で農民による内乱が起き(「甲午農民戦争」)、それを契機に日清戦争が勃発した年です。

この年の九星は『喜びの星』と言われる「七赤金星」、わが国が本格的な軍国主義国家に勇躍変身を始めた年でもあります。


更に一つ前の「甲午」は、今から180年前の1834年、今年と同じ「四緑木星」の年です(干支と九星の組み合わせは180年で一回り)。

「四緑木星」は、九星の中で最も穏やかで清々しい精気の星で、別名『風の星』。
それもあってか、この年には歴史に残るような大きな出来事は起きていません。


そういった過去を持つ「甲午」の年、「四緑木星」の新年ですが、内外共に、そして政治も経済も、問題含み・争乱含みであることは間違いありません。

加えて、リーダーたる安倍首相が今年厄年にあたり、気学上は特に健康面が懸念されます。


果たして諸々の問題・勢力が、ちゃんと「よろい」の中に納まっているか? あるいは「よろい」から飛び出して逆らい始めるのか?

それひとえに、「四緑木星」の『風』次第ということになりますが、私はこの局面における『風』とは、つまるところ私たち自身の『想い』であろうと考えています。


国民の意識と行動とが、今年ほど重要な年はないと感じている年明けです。

                         (完)

2014年01月06日

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