Vol.140 天皇の苦悩、、、、、沖縄の【怨霊】、、、、、              ———4月28日の「主権回復」式典に思う

[その他スピリチュアル分野]

政府主催・天皇皇后両陛下ご臨席の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」、

私は、沖縄県民の感情をこの上なく逆撫でするこの式典の中止を強く願ってきましたが、残念ながら予定通り4月28日(日)に挙行される見込みです。


     (この式典に関する3月12日の閣議決定文は、こちらです)


同日・同時刻に沖縄では、県議会議長他が代表となって「4・28『屈辱の日』沖縄大会」が盛大に開催されるという異常さのなか、式典には、野党党首・都道府県知事本人の出席は半数を割り込む見通しであり、そんな式典に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぐのは異例中の異例と言えます。

しかも、天皇はかねてより沖縄の状況・苦しみに深い理解と共感を示されてきているだけに、ご胸中・ご苦悩は察するに余り有ります。


【日本国民統合の象徴】が正に形無しであり、その責任はひとえに、式典を強行する安倍内閣にあること論を俟ちません。

一方、沖縄の人々は、凄惨な陸上戦体験に加え、『米国による琉球諸島軍事占領の継続を望む』とする昭和天皇のいわゆる “天皇メッセージ” の発見もあって、【天皇と政治との関わり】については、本土の人々が想像する以上に極めてセンシティブと言えます。


今回の式典への天皇ご臨席に関しては、沖縄側のそういう背景も十分念頭に入れる必要があります。


     ( “天皇メッセージ” は、1979年に米国国立公文書館で発見
      されたもので、沖縄県公文書館のこのページに、その原本および
      説明が掲載されています)

さて私は先月初め、“鬱積・膨張する沖縄の「マグマ」 ——「本土」側はマグマ暴発の前に抜本対応を!” と題する切迫した思いを記させて頂きましたが、

オスプレイ配備・辺野古沖埋め立て申請に続く今回の式典強行は、沖縄の人々への言わば決定的な【追い打ち】であり、今や沖縄にはどす黒い【怨霊(おんりょう)】——うらみを抱いて、たたりをする霊——が立ちこめています。

【怨霊】には「死霊(しりょう)」と「生霊(いきりょう、しょうりょう)」とがあり、生霊は沖縄では【イチジャマ】と呼ばれ古くから特に怖れられてきています。


その【怨霊】に関し、私が心の師と仰ぐ梅原猛先生は、リーダーには7つの条件が必要とし、その一つとして、

  “怨霊を作らない、あるいは怨霊の鎮魂が巧みであること”

を挙げておられます(他の6つの条件は、Vol.76 “リーダーの7つの条件“ をご覧下さい)


一週間後に迫った「主権回復」記念式典、折しもその日は皇太子ご夫妻がオランダ国王即位式に出発される日でもあります。

ここは万難を排し、【怨霊】の鎮魂、【イチジャマ】の鎮魂を図る必要があると感じているところです。

                            (完)

2013年04月21日

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