Vol.130 『霊魂』のこと、『霊格』のことなど(その3)               ーーー『遺伝子』と『霊魂』

[その他スピリチュアル分野]

『遺伝子』に関する研究は、その本体であるDNA(デオキシリボ核酸)という「物質」の発見・解読により近年驚異的に進歩し、例えば、最新のDNA型鑑定では「4兆7千億人に1人」の精度で私たち個人の識別が出来るとのことです。
(但し、一卵性双生児のDNA型は全く同じ)


私たちは両親から『遺伝子』を受け継いで「この世」に生を享けますが、両親はそれぞれの両親(祖父母)から『遺伝子』を受け継いでおり、祖父母達はそのまた両親から・・・・・と、無限に繋がっていて、

突き詰めれば、私たちの『遺伝子』は、約38億年前とされる「生命誕生」時点にその源を発するということになります。


私たちの体内には、そんな、何とも畏れ多い「物質」が宿っている訳ですが、自分の死後は子に孫に・・・・・と、これまた(子孫ある限り)無限に受け継がれて行くことになります。

まさに、“肉体は滅んでも『遺伝子』は滅びず” ですが、実は、“肉体が滅んでも存続し続けるもの” が他にもう一つあり、それが『霊魂』(魂・魂魄)です。

『霊魂』という言葉・概念は「近代科学」の世界には存在しませんが、国語辞書には次のような的確な説明が掲載されています。


     “肉体と別に、それだけで一つの実体をもち、肉体から遊離したり、
     死後も存続することが可能と考えられている非物質的な存在。
     魂。魂魄(こんぱく)“
                           (大辞泉)

     “肉体に宿ってそれを支配し、精神現象の根源となり、肉体が
     滅びても独立に存在することのできるもの。たましい。霊。

                           (大辞林)


『霊魂』もまた、その源は「生命誕生」時点の筈であり、『遺伝子』と『霊魂』は、一見同じものか、あるいはかなり似通った存在に思えますが、しかし『遺伝子』は「近代科学」の対象となる「物質」であるのに対し、『霊魂』は上記中にもある通り、目に見えない「非物質」であり、二つは次元の全く異なる別物です。


『霊魂』と「肉体」の関係について私は、Vol.115 “『霊魂』のこと、『霊格』のことなど” に記しましたように、

    『霊魂』は、私たちの「存在の本質」であり、「肉体」は『霊魂』が
    「この世」で乗り移る「生命を持った舟」。

    『霊魂』は「舟」の寿命が尽きると、すうっと「舟」を離れ「あの世」へ
    還り、何年・何十年後に再び「この世」に舞い降りて別の新しい「舟」に
    乗り移り、そしてまた「あの世」に・・・・・と、「あの世」と
    「この世」を往ったり来たりしている存在

と考えていますが、それに倣えば、

    『遺伝子』は、「生命を持った舟」の本体であり、「舟」の系譜が
    途絶えない様に、常に新しい「舟」を作って「この世」に連綿と
    生き続けている存在。

    新しい「舟」は、「あの世」から『霊魂』が乗り移ることによって、
    はじめて装備完了となり作動開始

ということになります。


「同じ両親からの兄弟姉妹でも性格はバラバラ」ということがよくありますが、それは、「舟」の系譜は同じでも、乗り移っている『霊魂』がそれぞれ異なる為であり、至極当然と言えます。
(但し、一卵性双生児の場合は、DNA型同様、『霊魂』も全く同じ)


共に約38億年間も生き続けている『遺伝子』と『霊魂』!


「遺伝子舟」は、『霊魂』無しでは作動せず、『霊魂』もまた「この世」の水先案内に「遺伝子舟」を必要としています。


両者は文字通り死活的な依存関係にあると言えますが、さすれば、『霊魂』が乗り移る「舟」は、いったいどういう仕組み・ルールによって決まるのか?

    『霊魂』がその「舟」を選ぶのか、あるいは「舟」がその『霊魂』を
    招き入れるのか、はたまた単に偶然出くわすだけなのか?

巡り会った『遺伝子』と『霊魂』は、「この世」の「舟」の上で、どのように作用し合い、影響を及ぼし合っているのか?

    両者にも、「相性」の良し悪しがあるのか? 
    悪い場合は何が起きるのか? 良くする方策はあるのか?
    「舟」の寿命はそのことと関係があるのか?  
    
    


私は、人間の「心」の問題や、「心身相関」の問題、更には「人間存在」そのものを根源的に解き明かすには、上記の問いを含め、“『遺伝子』と『霊魂』の関係” を徹底的に究明することが不可欠であろうと考えています。


そしてそれは、「次世代科学」の中心的課題の一つになるものと思っています。


        (尚、本件に関連するものとして、「ポスト近代文明」に
         ついての私の思いを記しました、

             Vol.114 “この世の「因果」に思う” 

         も併せご参照頂ければと思います)

                              (完)

2012年08月14日

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