Vol.12 この世に突然なし

[「この世」シリーズ]

この世に「偶然」が無いことは、私のコラム vol.1【この世に偶然なし】に書かせて頂いた通りですが、同様に、この世には「突然」もありません。

『突然の土砂崩れにより大被害が出ました』とか『突然の心臓発作で亡くなられました』とかということをよく耳にしますが、それら全て「突然」起こった 訳ではありません。

あることが「突然」起きる前には、いろいろな形で何度も何度もメッセージが発せられるものです。


大自然が発するメッセージ、自分の身体が発するメッセージ、身の回りの出来事を通して発せられるメッセージ........それらを受け止める感受性を失ってい る場合、あるいは、メッセージはなんとなく感じたけれどもその意味するところが解らなかった場合、事態が「突然」起きたように思えるだけの話しです。

畏敬する大哲学者、梅原猛先生は『真理はいつも発信されている』と述べておられます。

いつも発信されている真理・メッセージを、的確に受信するのに最も必要なものは謙虚さだと思っています。


耳を澄ましへりくだってもろもろのメッセージを受け止め、その意味するところをひたすら謙虚に思いめぐらす、そういった姿勢が大切だと考えています。
                           (完)

2004年08月01日

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